染谷生誕ワンマン直前インタビュー公開!
2022年4月22日(土) 渋谷近未来会館 『nurie染谷生誕単独公演 紫電一閃、轟く音のその向へ』開催直前 インタビュー
「Birthday Question to Yuta Sometani 2023」
誕生日には様々なお祝いがある。プレゼントに美味しい料理、何より嬉しいのは誕生日を祝ってくれるバースデーメッセージ。4月21日に誕生日を迎える染谷悠太に、誕生日をテーマに様々な角度から質問をしてみた。また、生誕単独公演のタイトルに込めた思いなど、ライブ直前の今の心境を聞いた。
◆誕生日は自分の人間関係を再認識できる日
Q:誕生日は楽しみですか? それとも気にしないですか?
染谷:楽しみです。誕生日は1年で1番、たくさんの人が連絡をくれることが嬉しいですよね。1年に1回、誕生日おめでとうの連絡だけの人もいますけど、それで自分の人間関係を再認識できるということもあるので、誕生日はいつも楽しみです。
Q:自分の誕生日へと日付が変わった瞬間にそわそわしますか?
染谷:そわそわしてます(笑)。「通知が来るかな?」と楽しみにしちゃいます(笑)。やっぱり誕生日当日は、ファンの人が真っ先にお祝いをしてくれることが幸せですよね。今年の誕生日も携帯を見たら、通知がいっぱいきていると嬉しいです(笑)。
Q:誕生日はnuriéのメンバーからも連絡がきますか?
染谷:グループLINEで「お誕生日おめでとうございます」みたいなやりとりはあまりなくて、会ったときに「おめでとう」を言います。メンバーとも長くなってきたので、改まって「誕生日おめでとう」と伝えるのは、小っ恥ずかしくなっているかもですね(苦笑)。
Q:誕生日に食べたいものは?
染谷:超高級なお肉です。滅多に食べられないじゃないですか(笑)。ステーキが食べたいですね。少量でいいです(笑)。なぜ少量がいいかというと、少量って希少感があるじゃないですか。例えば、ファミリーレストランで食べられるステーキ300グラムとか、ああいうのって希少じゃないからたくさん食べられるというイメージがあって、希少なお肉は少量を食べて、また次も食べたいなという気持ちで終われるぐらいの方が、特別な食事をしているなという気分になります。
Q:普段からお肉が好きなんですか?
染谷:大好きです。好きな食べ物は、肉とラーメン。ラーメンはとんこつ派です。好き嫌いはあまりありませんが、豆類は苦手です。枝豆は食感も味もダメですね(苦笑)。
Q:誕生日に高級なお肉を食べた経験はありますか?
染谷:御馳走していただいたことはあります。誕生日プレゼントで高級お肉券をいただけたら最高です(笑)。
Q:誕生日にケーキは食べたいですか?
染谷:食べたいです。ケーキはめっちゃ好きです! バースデーケーキはシンプルにショートケーキがいいですね。もしくは、いちごムースのケーキ。甘いものは大好きです。今年の誕生日にバースデーケーキが届くことを期待していますが、届かなかったら、ライブが終わって帰る時に自分で買って食べます(笑)。
Q:誕生日に聴きたい音楽は?
染谷:これまでの自分を振り返る意味で、懐メロを聴いていたいですね。ジャニーズが好きだったので、影響を受けたTOKIOの「宙船」はもちろん、KinKi Kidsや6人時代のKAT-TUNの楽曲を聴くかな。Aqua Timez、コブクロも聴きたいですね。あの頃の曲を聴くと当時の記憶が蘇ってくるんですよね。学校に行くときに聴いていた曲だったら、電車の中から見えた景色とか。1年に1度、自分の誕生日に思い出の曲を聞いて、自分自身の歩みを振り返る機会にしてもいいかなと思いました。
Q:最近はどんな音楽を聴いていますか?
染谷:最近は満遍なくいろいろな音楽を聴いています。邦楽が好きなので、Spotifyで日本TOP50をずっと聴いているようなことが多いですね。昔は本当に好きな曲しか聴いていなかったので、音楽の聴き方は変わったと思います。
Q:自分の誕生日に好きなアーティストのライブに行けるとしたら、誰のライブに行きたいですか?
染谷:最近ライブに行けていないのもあって、観たいのはthe GazettE。ちょうど今年は、僕の生誕単独公演の翌日に、横浜でlynch.のツアーファイナルがあるので行きたいなと思っています。
Q:誕生日のおしゃれ。どんなファッションを楽しみたいですか?
染谷:着てみたいなと思うのは、超高級素材で完全に僕のサイズでオーダーメイドしたタキシード。オーダーメイドのスーツは持っていますが、タキシードは持っていないです。
Q:普段からファッションは好きですか?
染谷:そんなに興味はないです。例えば、大角みたいに、奇抜な格好で! みたいな考えはなくて、いろいろなジャンルの服を合わせて着てかっこいいみたいなことに、僕はあまり興味を持ったことはないですね。ファッションはシンプルなもので、黒が好きなので、モノトーンでスタイリッシュに着ることが好きですね。
Q:子供の頃の誕生日の思い出は?
染谷:毎年ホームパーティーでした。家の近くに祖父母や親戚が住んでいて、僕に限らず、それぞれの誕生日を家で祝っていましたね。僕が肉が好きだから、両親がわかってくれていて、肉料理を用意してくれていました。両親からのプレゼントは、僕がゲームソフトをお願いすることが多かったのですが、毎回僕のリクエスト通りに買ってくれていました。両親に感謝ですよ。大人になってからは、妹からも誕生日プレゼントをもらったことがあります。これまで僕から家族にプレゼントをあげることがほとんどなかったので、先日母親の還暦祝いに有馬温泉旅行をプレゼントしました。
Q:つらかった誕生日は?
染谷:2年前の僕の誕生日の前日に父親が亡くなりました。父は5年前からがんで闘病していました。2021年4月23日に大阪でnuriéのワンマンライブがあったのですが、父の葬儀などで、ライブ当日までほとんど眠れていない状態でした。ライブの本編が終わって、楽屋に戻った瞬間に過呼吸になってしまうくらい、身体が疲弊していたことを覚えています。
◆曲を作ることに挑戦してみたい
Q:これまでで最高の誕生日は?
染谷:毎年いろいろな人が祝ってくれているので、孤独な誕生日が無いんです。有り難いことですよね。だからどの誕生日が最高だったか順位をつけることはできませんが、そんな中でも、4年前の誕生日に友達と伊勢に旅行に行ったことはとても楽しかったですね。
Q:人の誕生日はまめに覚えていますか?
染谷:覚えられないです(苦笑)。LINEの友達リストを見たら、1番上に誕生日が近い友達が出てくるじゃないですか。あれに助けられていますね(苦笑)。
Q:nuriéのメンバーにどんな誕生日プレゼントを贈ったことがありますか?
染谷:2年前の彩人くんの誕生日には自転車をあげました。彩人くんが引っ越して、駅から遠くなったと聞いたことと、彩人くんはあまり運動をしないので(苦笑)、彩人くんの家に自転車を送りつけました。突然、家に自転車が届いたことに驚いた彩人くんから「何これ?」と言われましたね(笑)。まず、でっかい段ボールが届いたことにびっくりして、開けて自転車が出てきたことにもびっくりしたようです(笑)。彩人くん、今もあの自転車に乗ってくれているのかな? 大角には昨年の誕生日に椅子をあげました。大角の家に行ったときに、パソコン作業をするときの椅子の背もたれが壊れて折れてしまっていて、座面しかない状態だったんですよ(笑)。そこで、彩人くんへのプレゼントと同じように新しい椅子を買って大角の家に送りつけました。大角には事前に言っておいたので、すぐに「ありがとうございました! 届きました!」とLINEがきましたね。
Q:好きな人の誕生日。どんな1日にプロデュースしますか?
染谷:普段から好きな人がこんなことがしてみたいと言っていることをちゃんと覚えておいて、それを叶えてあげる日にしたいです。好きな人の誕生日には、日付が変わったらすぐに連絡をしてあげたいし、夜は高級なレストランでコースのディナーを御馳走して、バースデープレートのデザートでサプライズもしてあげたいですね。
Q:今年の誕生日に欲しいプレゼントは?
染谷:今1番欲しいものはPlayStation 5とPlayStation VR2です。大人になってから、全然ゲームができていないので、そろそろやりたいんですよね。車が大好きなので、レースゲームがやりたいです。子どもの頃から『グランツーリスモ』が好きなので、最新作の『グランツーリスモ7』をプレイしたいです。
Q:車がお好きということで、将来乗りたい車は?
染谷:ポルシェです。マニュアル車が好きなんで、マニュアル車にしか乗りたくないんですよね。今の自分の車もマニュアル車です。最近はあまり聞かないですが、ミュージシャンとして成功して良い車に乗るという夢を僕は持ち続けていますよ。
Q:誕生日を迎えて、年を重ねることをどう思いますか?
染谷:誕生日は楽しみですけど、年を重ねることは嬉しくはないです。自分の年齢と自分の現在地を考えたくないというのがあります。僕の描いていた未来では、今の年齢になったときには、もっと売れている自分を想像していました。やっぱり、現実に立ち向かうときに、いつまで続けられるのかなと思うことはあります。年齢と共に変化する体力的なことも考えます。年齢を重ねると命に関わるリスクも増してくるし、いつまでも無敵モードでやっていきたいなと思うからこそ、あんまり年は取りたくないです。ただ、そうは言っても現実には年を取るので、最近、健康に気を遣うようになりました。健康診断はもちろん、運動もするようになったし、食べるものも気を遣うようになってきましたね。自分が健康であることは、いつまでもベストパフォーマンスでステージに立てることだと思っています。
Q:今年の誕生日の決意は?
染谷:曲を作ることに挑戦してみたいです。高校生のときに作曲をしていた時期はあるのですが、あるときから止めてしまいました。nuriéは大角と彩人くんが曲を作っているじゃないですか。だから、僕だけが曲を作らないことにも疑問を感じるようになってきて。今の段階では、彩人くんが作るクオリティのような曲は、僕の知識やスキルでは無理だとは思いますが、曲の基礎になるところを彩人くんに提案したりということは、僕にもできるかもしれないなと考えています。今まで曲作りは2人に任せていたし、甘えていた。2人が曲作りで悩んでいるときにも、僕が曲を作れたら役に立つことがあるんじゃないのかなと思い始めています。
◆期待感をちゃんと高められる日にする
Q:ここからは4月22日の染谷さんの生誕単独公演に向けて聞かせてください。生誕単独公演のタイトルを「紫電一閃、轟く音のその向へ」にした理由は?
染谷:タイトルは「シデンイッセン、トドロクオトノソノサキヘ」と読みます。僕のメンバーカラーが紫なので、「紫」という文字を入れています。そもそも、なぜ僕のメンバーカラーが紫になったのかというと、大角が曲のことを色で見えるように、人のことも色で見えるんですよ。人のオーラのようなものが見えるんだと思うんですけど、やひろさんも少し見えていたんですよ。それで2人から「紫色をしている!」と言われたので、僕のメンバーカラーを紫にしました。僕自身は自分の生誕単独公演では、「紫」をベースにタイトルを考えようと思っていたのですが、大角から「轟」の文字を入れて欲しいと言われました。大角に深い意図があったわけではなく、僕が車が好きなので、「轟」は車が三つ入った文字だから使って欲しいという意味だったと思います(笑)。そして、タイトルに「紫」と「轟」を入れて考え始めたときに、「紫」が付く単語は何だろうな? というところから広げて「紫電」という言葉に辿り着きました。「紫電」とは紫色の電光のことなんですけれど、紫の雷を考えたときに、雷の音ってすごくドラムっぽいなと思って。遠くでゴロゴロ鳴っている音が低音だったり、バスドラみたいな音に聴こえたり。近くで雷が落ちたときには、シンバルみたいな音の表現に聴こえたりすることがあるんですよね。雷が鳴ったときの光の速さと音が出るスピードってすごいじゃないですか。雷の光が僕のスティックの軌道とか残像で、雷の音が自分が叩く音みたいな表現をしているのが、今回のタイトルに使った「紫電」に込めた思いです。その自分が叩くドラムの音で、nuriéをどんどん先へ進めていきたいという気持ちもあって、このタイトルにしました。
Q:最後に、染谷生誕単独公演に向けての意気込みをお願いします。
染谷:楽しい日にしたいですよね。僕がセットリストを組むので、この日にしかできないことをして、僕も1番楽しむつもりでいますし、来てくれたお客さんにもその分、楽しいを返したいと思っています。そして、ミニアルバム『瞳に映らない形と性質、それを「」と呼んで』がリリースされてから、東京では初のワンマンライブになるので、おそらくミニアルバムの曲を聴きにライブに来てくれる人もいるはずです。ミニアルバムに収録された新しい曲がライブでどんなふうに演奏されるのか楽しみにしてくれている人も多いと思います。僕の生誕単独公演ではありますが、5月から始まるツアーはもちろん、7月29日の結成4周年記念の新宿BLAZEのライブに向けての期待感をちゃんと高められる日にするという意味もあるライブになると思っています。誕生日を迎えて、僕自身の新たな1年の始まりと、nuriéの更なる飛躍へのスタートになる大事な日になることは間違いないので、ぜひライブを観に来てください。
(文・武村貴世子)
染谷悠太生誕ワンマン詳細はこちら
チケット購入はこちら